新聞を取りに行こうと思って席を立ち、
2〜3歩あるいたトコで
床にガムの包み紙みたいな小さなゴミが
落ちているのを見つけて、
「誰だよこれ」とかぼやきながら、それを拾い、
新聞置き場とは反対側にあるゴミ箱まで行って、
ゴミを捨てようと思ったら、
ゴミ箱から広告チラシみたいな紙ゴミが
ちょっとだけはみ出していて、
「ちゃんと捨てろよな、まったく」とか言って、
ゴミ箱を正して「ふーっ」とか言いながら、
自分の席に戻る。
その2分後、
「あっ、新聞、新聞」と言ってまた席を立つ。
人間は一つのことに集中しないとダメなんです。
何をすべきなのか、
しっかりと自分に言い聞かせて、
脇目も振らずに目標に突き進まないと、
いつまでたっても新聞は読めません。
でも、ぼんやりしながら進むと、
ゴミ箱がキレイになったり、
ほかのことが片付くってことはあるんですけどね。
で、この『巨象も踊る』。
大きな会社でも、
何をすべきなのかをしっかり絞り込んで
突き進むのが大切だと言ってます。
そうですね、
いけいけどんどんで脇目も振らずに行けば、
目標にはすぐたどり着けるでしょうね。
ほかの余計なことは片付かないかもしれないけど……。