2011年4月27日水曜日

シリーズ第6作目も買うでしょうね…

『小夜しぐれ』(高田郁)読みました。

イスの上では、ぼくはたいがいあぐらをかいています。
なんか行儀が悪いような気がして、
意識的に足を下におろすこともあるのですが、
いつの間にか、またあぐら姿勢になってるんです。

でも、いつものランニング通勤の影響でヒザが痛かったり、
筋肉痛だったりするときは、
あぐらは痛みを助長するようです(ぼくだけかもしれませんが)。

最初は痛くないんですが、
何かに集中して同じ姿勢を続けていると、
あぐらをといたとき、うぎゃーとなります。

だから、足に違和感を感じるなってときには、
なるべくあぐらをしないように気をつけてるんです。

それでも、なぜか忘れてやっちゃう。
んで、後で痛い目をみる。


さて、高田郁さんの「みをつくし料理帖」シリーズ。
たしかこの『小夜しぐれ』は5冊目です。
1冊目を、涙を流しながら読んで、
2冊目はトーンダウンしながらも
3冊目は新刊が出ると同時に購入し
「あれっ、やっぱちょっと違うかも」と感じて、
それでもここまで続けて読んだんだからと、
少しさめながら4冊目を読んだら、
「やっぱもういいかな」って感じてしまったシリーズです。

だから5冊目は買わないし、読まないはずだったんです。

そんな読書プランを変更させたのは娘からのメールでした。
「高田郁さんの新刊出ているから買ってきて」

本棚に置いていたこのシリーズを、
ぼくの知らないうちに、娘も読んでいたんですね。
大筋のストーリーは各巻でつながっているから、先が気になる。
なので新刊が出たから買ってこい、と。

娘の依頼には、逆らえないのが父親です。
いや、どんな人の依頼でも逆らえないのがぼくです。

そして、当然のように先に娘が読んで、
そのあと、ぼくが読みました。
次の6冊目は要らないな……というのが正直な感想でした。

でも、きっとまた娘からメールが来ると思います。
そしてぼくは買って帰ると思います。
ちょうど、足が痛いときでも、
ついつい、あぐらをかいてしまうように。


小夜しぐれ (みをつくし料理帖)
高田 郁
角川春樹事務所
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