2010年10月21日木曜日

大きくなるまで我慢

『多読術』(松岡正剛)読みました。

たぶんぼくの器の大きさを反映しているのだと思いますが、
ぼくの事務所も自宅のぼくが使える場所も、こじんまりしてます。
えーつまり、狭いってことです。

ということは必然的に
必要最低限のモノしか置いておくことはできません。
必要最低限じゃないモノといえば、
ぼくの場合すぐ思いつくのが読み終わった本です。

ぼくの器がもっと大きくて、それに比例して
使える場所が大きければ、それらの本もちゃんと整理して
保存しておくことができるのですが、いかんせん。

この状態に対応するため、ぼくは読み終わった本を
ブックオフ送りにする方法をとっています。

ブックオフ送りにするためには、
読んでいるとき、
本をなるべく汚さないようにしなくてはなりません。

書き込みなんてもってのほか。

ブックオフのサイトによると、
書き込みのある本は受け付けてくれないそうです。


で、この松岡正剛さんの『多読術』。

内容をきちんと理解し、自分のものにするために、
本の中にどんどん書き込みましょうってことを薦めてます。

うん、そうだよね。ぼくも経験あります。
そうしたほうが理解が進む。
プリントアウトした資料なんか、
ぐちゃぐちゃにイタズラ書きしながら読むほうが、頭に残るもの。

大納得! でも……。

現在の物理的事情は、
すぐになんとかできるものではありません。

とりあえず、器が大きくなるように、
たくさん本を読むようにしよっと。
で、大きくなるまでは、ちと我慢して、汚さないように読もっと。


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